修士学生の二年間を振り返ってみた

大学生

ご無沙汰しておりました、あいてぃ~です。

先日修士論文の発表会並びに論文提出が終了し、大学生活の単位にまつわる全てのタスクが終了しました。事実上の卒業確定となります。よく頑張った自分。

そこで本日は私の修士課程の二年間をゆるっと振り返ってみます。

総括すると、色々と味わい深い2年間だったなぁ。

単位取得

まずはやはり単位取得についてでしょうか。

大学院生もこれまでと同様に、講義に出席して課題をこなし、最終レポートまたは試験に合格することで単位を取得する必要があります。

ただし学部生の頃とは異なり、卒業までに必要な取得単位数はかなり少ない印象でした。

具体的には私の専攻では32単位の取得を求められるのですが、そのうち10単位分は修士論文の研究であり、更に細々とした必修を除くと大体18単位程度を選択するというものでした。

学部時代は4年で卒業論文分を含めて124単位だったと記憶していますので、2年で32単位と聞くとかなり楽なんだな、という温度感が伝わってくるかと思います。

とはいえ、すべての学生はそれぞれの研究室の中で教員からあるいは自身で決定した研究テーマに基づいてそれに関する学習やイベントをこなしているかとは思いますので、正直他研究室の深い話にある程度時間を食われるというのは面白みのないものかもしれません。(私のような研究室に対して愛想をつかした学生はむしろ他研究室の専門トークは面白い一択ではあったりする)

怠惰な私は1年で22単位を回収しきれなかったために2年の半年間は後輩とともに講義を取りに行きましたが、学部時代と比較してかなりゆったりとしたペースで単位取得できたかなと思います。

私個人の考える一番楽しい大学院の講義は、他研究室に行き集中講義のような形式で研究体験できるというものでした。単位は0.5単位のため割りが悪く、かつ自身の研究とは全く関係ないためほとんどの学生は取りたがらないものでしたが、閉塞感に苛まれていた私にとっては窓を開け放ち新たな空気を吸い込むような新鮮さと爽快感のある講義でした。でもひも理論の理解はできんかった,,,

理系大学の授業の実態はこちらの記事にまとめています。新入生必見かも。

就活

私にとって無視できない、就活も外せない内容です。

一年生の夏休み前から計画を立てつつじっくり自己分析を行い、夏のインターンシップを経験後、早期内定のルートに乗ることができました。

考えてみると、私の人生の中でここまでの長期的な物事を計画的に進めるという経験は初めてであり、就活の経験から、修士論文についてもかなり計画的に進めることができました。

また、これまで大学生とアルバイト先のパートの方々を除くと、かなり交友関係が狭い影響から自然と自身に似た人同士とのみ関わる生活でしたが、就活を通して膨大な人数とコミュニケーションを取ることとなり、自身の世界が急激に広がっていく感覚を得ることができました。

できれば学部時代のうちから就活を行い、学士のタイミングで一度大学や社会人に対する自身の価値観のすり合わせを行うべきだったと後悔こそしていますが、自分なりに真摯に真剣に取り組んだ結果得られた経験も非常に充実したものとなりました。

詳細は以下にまとめていますのでこちらから↓

論文執筆+発表

論文執筆並びに発表会は、大学院生にとっては乗り越えなければならないメインコンテンツです。

私は放置系ブラック研究室に在籍していたため、ここはかなりストレスでした。

一方で年齢を重ねたためか、私自身の性格がいい方向に寄与したためか、後半戦はかなり割り切って向き合えました。また、研究に前向きな後輩が研究室に入ってきたことで、研究室に通うモチベーションを作ることができるようになり、年明け頃には土日含めてほぼ毎日研究室に通うことができるまでになりました。

研究の中身に少し触れると、私のものはゴリゴリの理論研究であったため、日々の生活を送る中で急に理論が頭に降ってくる瞬間を逃さず資料化し、やっぱり違うとやり直す、という試行錯誤を繰り返すというイメージで進めていました。

そのため期日までに論文がまとまったというのはかなり運の要素も強かったと感じています。モチベーションの源泉となってくれた後輩には感謝ですね。

それから発表については、卒業発表の際に作成したものをテンプレートとしたためかかなり短い時間で資料作成することができ、15分の発表原稿を頭に入れることを除くとこちらも想定より簡単にまとめることができました。

卒業論文執筆経験に加えて就活で培ったスケジュール管理の掛け合わせによって、かなりゆとりのある論文執筆期間だったかなと思います。

理系大学生は皆苦手な計画性を持った行動。後輩諸君は意識しましょう。

以下は私の研究に関する記事(愚痴成分多め?)です。覗いてください。

ブログ・Youtubeへの挑戦

私の中で一番大きな存在となったかもしれません。ブログ・Youtubeへの挑戦です。

これらは社会人になった際、自身の楽しいを副業に繋げることができたらより人生楽しめるだろう、という考えに基づきスタートしたものです。

この経験から、お金を自分で生み出すことの難しさを実感すると同時に、お金を稼ぐことに対する興味が派生して、経済や社会情勢へ自分なりの意見を持つことができるようになり、ミクロとマクロ両方の視野を育てることができました。

ブログは言うまでもなく本ブログの更新のことを指し、Youtubeはゆっくりを用いたゲーム実況を1年ほど継続しました。

両者とも私の継続力不足からお金を稼ぐという点では1円も稼ぐことができていませんが、ここでの経験は私の人生を豊かにするに十分だったかなと思います。

現在日本では空前の投資ブーム(いうほど周りで流行ってる感じはしないけど)もあり、マネーリテラシーのある人が増えているように思います。私も近いうちに副業として自分自身で仕事を拾ってお金を稼ぐ能力を身につけ、本業との二本立てでガンガンお金を稼ぐことを目指します。

まとめ ~学生期間をどう生きるか~

まとめです。本日は私の修士2年間をゆるくまとめました。

学問に向き合い、就活を乗り越え、副業に挑戦。なんだか普通の人といった感じですが、それぞれ真剣に取り組んだ結果としてこうして文字起こしできるくらいには自分の中でなにかしら得られたものがある日々だったかなと思います。

ところで、大学生活というものは就活や学問、将来の副業、などといった「挑戦」に取り組むにはあまりに都合の良い期間に思います。

学生諸君は自分なりの挑戦と失敗を繰り返す日々として活用してください。

どのような内容でも構いません。お金に一ミリも関係なくても構いません。他者と比較してちいさく、ささやかなものでも構いません。

自分の中で何かしら得られるものがあればそれで充分です。

長くて短い学生生活、どう生きるかは自分次第ですが、答えを何かしら出せるならば、きっと最後は幸せな気分で卒業できると思います。

以上です。

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